2012年5月24日木曜日

府中小学校ルーバー工事②


府中小学校ルーバー工事が完成致しました。
製品販売の立場でありながら、図面から現場指導までサポートさせて頂きました。

デッキとは異なり、高い場所での作業になるため、高所作業車に乗る段階であらかじめすべての部材を加工をすることが施工では必須になります。
加工図や胴縁の種類別の番付表、施工図などのCADで出来る範囲の資料は用意しましたが、結局実際に作ると何ミリかの誤差は発生するのが当たり前だと思います。その誤差を、どう現場で調整をするかなどを考えて設計していたのですが、工場での胴縁とルーバーを止めるためのブラケットの加工の精度がとても高く、総延長、ブラケットピッチ、mm単位で完璧だったため、現場がとてもスムーズに進める事が出来ました。


高所作業車

点検口取付1

点検口取付2

点検口取付3
ベランダから



教室から

ルーバー材が52.5mmでピッチが200だったため、正面から見ると多少隙間が広く感じます。
これが100ピッチになると、エントランスから見ると壁のように見えてしまうため、ルーバーの設計は繊細で難しいものだと改めて感じる現場でもありました。